みえラジ796 (2021年3月)

2021年3月31日(水) 荒井城址公園

うららかな日差しの中、荒井城址公園に行ってきましたよ♪
今年もしだれ桜の宴は中止になってしまいましたが、花はちゃんと咲いていました。



しだれ桜は全体的に下り7分といったところ。
目線の高さでは葉桜も増えてきましたが、見上げるとまだまだ満開!



半袖の子供たちが遊び、写真愛好会の人たちがおのおの構図を楽しむ。
そんなゆったりとした時間が流れていました。


2021年3月11日(木) 3.11街を歩く

東日本大震災から10年。
湯河原町のハザードマップを持って街を歩いてみましたよ♪

今回の設定は、「幕山公園入口交差点で大きな地震に見舞われたら」です。
このあたりに大津波警報が発令された場合、
約5分で約10.9mの津波が襲来するとされています。

最初の難関がその交差点。
交通量が多く、歩行者用の信号はなかなか青になりません。
青になったとしても、車がちゃんと停まってくれるかわかりません。
そもそも、停電で信号がついていないかもしれません。



しばらく歩くとこちらの標識が見えてきました。海抜6.6m。
大津波の高さと比べると足りません。



幕山公園通りを歩いていて気付いたのが、高くて頑丈な建物が無いこと。
10mはビル3階に相当します。
しかも、3mの津波で木造家屋は倒壊すると言われていますので、
しっかりとした鉄筋コンクリートなどの建物に避難しなければなりません。



アイファーストさんまでやってきました。
海抜7mの表示があります。
実は、この交差点が生死の分かれ道になるかもしれない場所。
ココを左に折れるといくつかの津波避難ビルがあります。
「遠くよりも高くへ」これを知っているか否かが重要です。



5分のタイムリミットと当時に海抜10.6mのポイントまでやってきました。
さまざまな条件を重ね合わせると、アウトな状況であることがわかります。

地震はいつ発生するかわかりません。
あなたの生活の地域を見まわし、避難のポイントをまとめておくとよいと思いました。

2021年3月10日(水) 杉本鰹節商店(熱海怪獣映画祭)

杉本鰹節商店の杉本さんに熱海怪獣映画祭についてうかがってきましたよ♪
熱海怪獣映画祭とは「熱海を怪獣の聖地に」を合言葉とした映画祭。
今回で3回目を迎えます。



“本番”は3月12日(金)~14日(日)ですが、
それまでに「新怪獣お絵かきコンクール」や、
熱海市内の飲食店での「怪獣メニュー」など、
本番を盛り上げる企画を次々に打ち出してきました。



その本番では、「ゴジラ伝説」と銘打ったコンサートライブや
「キングコングvsゴジラ」をはじめとした上映会など、怒涛のラインナップです。



詳細やチケットなどは↓のURLをご参照ください!

https://atamikaiju.com/

2021年3月4日(木) 町立湯河原美術館

町立湯河原美術館で開催された「平松礼二館15周年記念展睡蓮交響曲」の
マスコミ向け内覧会に行ってきましたよ♪
日本画の大家でありながらいつも気さくな平松先生。
今日も快く写真撮影と取材に応じていただきました。



今回の展示は平松先生がフランスの美術館でモネの「睡蓮」に出会ったところから始まります。
そこで平松先生は、足が震え、日本画に通じるところがあると感じたといいます。
そして、「睡蓮」をテーマに今回の一大作品を仕上げました。



作品はすべて屏風で、全部で14点。全長90mにも及びます。
平松先生が描く、印象派と日本画のコラボレーション。
その独特の世界観は、唯一無二の存在感を放っています。



今回の展示の題名に「交響曲」という言葉を用いた理由について平松先生は、
「モネは江戸時代の日本の絵画を取り入れ、私はそのモネを取り入れた。
 それぞれがひとつの音楽だとすれば、それらが重なった今回の作品は交響曲である」
とおっしゃっていました。



また池谷館長からは、作品に加えてスケッチなども公開する予定で、
今回の作品が仕上がる過程も見ることができる、と見どころを教えていただきました。

湯河原が世界に誇る平松先生の今回の展示。
要チェックです!

町立湯河原美術館 平松礼二館15周年記念展
睡蓮交響曲 -日本画家による100年後の返歌・返画-
前期:3月5日~4月27日
後期:4月29日~6月28日

2021年3月3日(水) 菓子舗間瀬・本店

今日は3月3日の桃の節句ということで、
春の味覚を探しにお菓子の間瀬・本店に行ってきましたよ♪
お店は網代の街にあります。



店内の様子はこんな感じ。
全長10mのショーケースには定番のお菓子が並んでいます。



お話をうかがったのは、店長の太田香里さん。
あらためて間瀬さんについて聞いてみると、
創業は明治5年。来年で150周年なんだとか!
それだけ支持され続けてきた理由は原材料や水へのこだわり。
さすが、熱海が誇る老舗です。

そしていくつもある春の味覚のうち、太田店長や麻里さんオススメがこちら。
なんともかわいらしいいちご大福です。



僕のオススメは、桜もちと草大福。
桜もちは長命寺の関東風。
小麦のあっさりとした皮の中にはしっとりとしたこしあんがたっぷり。
さらには大島桜の葉っぱを2枚ずつ使っているので、
どこから食べても桜の塩気と香りを感じることができます。



中継の間も、桃の節句用やお彼岸用に訪れるお客さんが絶えない間瀬本店さん。
老舗の風格と地元に愛される親しみやすさを感じた一日でした。

菓子舗間瀬・本店
熱海市網代400-1
0557-67-0111
午前9:00~午後4:00(木曜定休)