みえラジ796 (2018年3月)

2018年3月29日(木) 石和酒店

熱海の街の酒屋さんといえば…石和酒店さんに行ってきましたよ♪



お話をうかがったのは、石和宏深(ひろみ)さん。
なんと5代目ということで、老舗の酒屋さんです。







石和酒店さんは小売りが主ということで、
お客さんにきめ細かなサービスをしていて、
まさに信頼と実績に定評があります。

そんな中で宏深さんが力を入れているのは「Myソムリエ」なる企画。

ソムリエとはワインのスペシャリストのことで、
レストランなどでアドバイスしてくださる画が浮かぶと思います。
宏深さんご自身もソムリエの資格を持っていて、
それを小売りにもいかせないかと考えているんです。





お客さんんには簡単なカルテを書いてもらい、
一緒に好みのお酒を探してくれるんです。
しかも、ワインだけでなく日本酒や焼酎もOK!
たしかに、種類がたくさんあっても正直わからないですものね。
ジュン×2もスーパーの棚の前で立ち尽くした経験があります。
挙句、勝って帰ったものが全然好みじゃなかった…なんてことも。





やっぱり、自分にピッタリの1本を楽しみたいですよね!
ぜひ、石和さんでお酒を買って、お花見へ行きましょう!

石和酒店
熱海市昭和町17-13
0557-81-2313
午前8:30~午後8:30
午後5:00~午後8:30 (水曜日のみ)

2018年3月27日(火) 真鶴 荒井城址公園 しだれ桜の宴

荒井城址公園で開催中のしだれ桜の宴に行ってきましたよ♪
今日は平日で特に大きなイベントも無いということで、
保育園児の遠足やのんびりお散歩をする人たちでにぎわっていました。



公園内を歩いていくと…



出ました!お池の周りのしだれ桜!
ジュン×2のつたないカメラワークで恐縮ですが、お楽しみくださいませ。







去年はなかなか花が咲かなくて、イベントを一週間延長しました。
今年はみごとに期間中にほぼ満開!

レポートでも小田原から絵を描くためにいらしたという団体さんや、
このために鎌倉からいらしたという女性二人組などがいて、
みんなこの日を心待ちにしていたんだな~と思いました。

園内にはしだれ桜に加えてソメイヨシノやモクレン、竹林など色とりどりの草花。
これに青空がキャンバスになれば言うことなしですね!
まもなく満開を迎えるしだれ桜、一年一度、今だけですよ!








2018年3月22日(木) 町立湯河原美術館 MUSEUM CAFE and garden

町立湯河原美術館でおこなわれていたカフェと庭園の工事が完了!
記者向けのお披露目会がありましたので行ってきましたよ♪
 
入口を入って左側、これまでフリースペースになっていたところですね。



一番乗り!なんと!こんなにオシャレな空間に生まれ変わりました!





冨田町長や池谷館長、カフェメニューのプロデュースをおこなった
十二庵の浅沼氏などを中心に、記者会見がおこなわれました。



冨田町長は古屋旅館の歴史や庭園の美しさなどに触れながら、
湯河原の新しいランドマークになってほしいと熱く語っていらっしゃいました。

テラス席もあるということで、ちょっと外に出てみましょう。
美術館の赤レンガと調和するウッドデッキとパラソルの席。





池谷館長いわく、新緑から紅葉まで楽しめるという庭園。
こんなお庭を眺めながらのんびりできたら最高ですね。





ありました!足湯。4人くらいが十分に楽しめる広さです。



そして、気になるのが…カフェメニューですよね。
十二庵さんプロデュースということでヘルシーメニューが期待できます!

こちらはがんもどきのサンドイッチ!
さすが豆腐の名店、十二庵さんですね。
中のドレッシングもさっぱりしていてかる~くいただくことができました。

また、スープも豆乳が濃厚!
すぐに膜を張ってしまうくらい、濃度の高いスープです。
中にはなんとトマトのピューレが隠れていて、赤と白のコントラストがステキでした!



ごはんメニューもありますよ♪



こちらはタルト。去年、明店街の近くにオープンしたランブルさんとの共作です。
ランブルの大金さんも十二庵の浅沼さんも、地元を盛り上げる気まんまんです。



こちらも大豆のうまみが濃いソフトクリーム。
少し緑がかっているのが特徴です。
食べた瞬間、「!!」と驚くこと間違いなしの唯一無二のソフトクリームです。



このカフェは美術館への入館料ナシで入ることができます。
ですから、カフェ目的で行ってみてもいいですね!
町立湯河原美術館がもっともっと町民に愛される場所になりますように。
これからのさまざまな活動に期待ですね!

2017年3月20日(火) 岡田薬局

熱海市中央町、現在の市役所前で67年!
老舗の岡田薬局さんに行ってきましたよ♪



岡田薬局さんは去年、全面リニューアル!
やさしさをキーワードにREBORN(再生)しました。

今回お話をうかがったのは、岡田国一先生。
超高齢社会のさらに先を行く熱海の薬局として、
車いすで来店しやすいお店作りやオムツの配達、
店内の全面LED化などさまざまな工夫をこらしています。



薬局というと処方箋をもらって薬を取りに行く場所という感覚ですが、
それはむしろ現代の考え方で、昔は「町の救急箱」としてさまざまな健康の相談に乗っていたんだそうです。
「薬局で病院や医者を紹介してもらう」…たしかに、今とは逆ですね。
医療費の増大を受けて、国もこの指針を推進しているそうです。





岡田先生はこうした本来の薬局の姿を取り戻したいと考えていらっしゃいます。
春分付近は寒暖差が激しい上、新生活を前に心が不安定になる季節でもあります。
ちょっと不調を感じたら、お気軽に岡田薬局さんに相談してみてはいかがでしょうか?

岡田薬局
熱海市中央町4-18
0557-82-6111
午前8:00~午後7:00 (日曜・祝日定休)

2018年3月15日(木) 松井魚店

湯河原の老舗のお魚屋さん、松井魚店さんに行ってきましたよ♪
リニューアル工事も済んで、本当にキレイになりましたね!



なにやら、食事処の看板が…。



お話をうかがったのは奥様の松井さとみさん。
ご主人、息子さん、娘さんのご家族4人でお店を切り盛りしているそう。

松井魚店はご主人の代で三代目、息子さんで四代目。
もう今の代になって30年以上という老舗です。
ご主人は朝の4時には小田原に仕入れに行き、6時半にはお店を開けるんだとか!



松井魚店は地のモノと季節のモノにとことんこだわっています。
これからはどんどん魚の種類が増えてくるということで楽しみですね!
小田原近海の新鮮な魚介類が並んでいましたよ。





なんでも、去年の11月から食事処を作ったとのことです。
隣にあった倉庫を改装して、10人以上が座れるスペースを確保しました!

さとみさんは料理が大好きで、自分で研究するのはもちろんのこと、
なんと一年に4回も京都に通いながら長い間板さんのもとで修業してきたんだとか!
もう趣味の領域なんてとっくに飛び越えちゃっていますね!

お店では、お刺身はご主人が、それ以外の料理はさとみさんが担当。
早くもリピーター続出で、大人気店になっています。
たしかに、ココでうまい魚を食べながら昼から一杯…いやあ…。
娘さんはスイーツに作りに長けていて、こちらでいただくこともできるんですよ!
町のために活躍中の息子さんも含め、すごいぞ松井一家!



ジュン×2もアカイカとアジのお刺身を試食させていただきました!
こんなに後味のすっきりしたお刺身はなかなかないです!
お醤油も、お茶もいらない、ただただ刺身を味わいたい、そんな気持ちになりました。



もちろん、お魚を買えばこうしてお刺身にしてくれたり、なんなら揚げてくれたりもするとのこと。
町のお魚屋さんって、ホントにイイですね!

松井魚店
湯河原町宮下43-7
0465-62-3025
午前6:30~午後5:00 (水曜定休・月1火曜定休)

食事処まつい
午前11:00~午後2:00(LO)

2018年3月13日(火) きまぐれ工房&常盤木羊羹店總本店

オワイトデーに最適なプレゼントを探して、
第一ビル内にあるきまぐれ工房さんに行ってきましたよ♪



こちらは第一ビルにお店を出して約25年。
アメリカンフラワーのお店です。





アメリカンフラワーってナニ?そう思いますよね。
アメリカンフラワーとは、針金に合成樹脂を入れて作るもの。
造花とも違う、独特の風合いが特徴的です。
細かく見てみると…葉脈や花の模様まで、丁寧な仕事が施されているのがわかります。





どちらから仕入れているのかと思ったら、なんとすべてお店の手づくり!
非常に繊細な仕事が要求されるということで、一切機械化できないんだとか。
似たような作品でもすべて表情が違います。





こちらはハーバリウム。
アメリカンフラワーをオイルにつけてあるオブジェです。
オイルに光が当たるとキラキラ光りってとっても美しいです。
お手入れも不要なのでお部屋にひとつ、あったらステキですね!
1000円台から購入できるのもうれしいです。



…と店内を見ていると、急に常盤木羊羹店の看板を発見!
なんとここは常盤木羊羹店さんのお店で、羊羹を買うこともできるんだとか。





でも、ホワイトデーに最適なマカロンもなかは本店に行かないと無い…
とのことで、キャッチザボイスで行っちゃいました!



見てください!こちらがマカロンもなかです。
桜・蜜柑・柚子・抹茶の4種類。
1個140円から購入できるとあって、若い女性が食べ歩きに買っていました。



ジュン×2がいただいたのは桜です!
こんなにかわいらしいパッケージに入っているからいとおしくなっちゃいます。
外はサクサクのもなかの生地、中は桜のほんのり塩味のきいた餡。
マキさんも大喜びで食べていましたよ♪



きまぐれ工房
熱海市田原本町9-1 第一ビル 1F
0557-82-2812
午前10:00~午後4:00 (木曜定休・ほか不定休)

2018年3月8日(木) アールディオ熱海店

引っ越しシーズン到来!ということで、
リサイクルショップのアールディオ熱海店さんに行ってきましたよ♪

まさに店内はリサイクル品のジャングル!
熱海店さんは家電が中心ということで、テレビ・冷蔵庫・洗濯機などなど…
本当にいろいろな商品があるんですね!ビックリです。





お話をうかがったのは、後藤和彦社長。
もともとは秋田のご出身で、熱海で洋服の販売をしていたそう。
そんな折、リサイクル業に出会い、平成7年にアールディオを作ったとのことです。

今はまさに引っ越しシーズン。
年末年始と同じくらいの忙しさで、買取依頼があったところにうかがっているそうです。
ゴミだと思って捨てようとしたものが、意外な価値があってビックリ!
ということもよくあるそうです。





また、買い取ったものは修理や掃除を経て販売したり、
インターネットオークションに出品したりしているそうですよ。
たしかに、もうお店には置けないかも…。

アールディオさんは熱海・湯河原界隈で4店舗あります。
場所によっては食器や着物、家具など特色があるそうです。

「捨てる前に、まず電話!」これがアイコトバですよ!
電話番号は…↓

アールディオ熱海店
熱海市昭和町1-3
0120-44-6551 (各店舗共通フリーダイヤル)
午前10:00~午後7:00 (日曜定休)

2018年3月6日(火) konairo

桜木公園のすぐ隣にあるかわいらしいパティスリー、
konairo(コナイロ)さんに行ってきましたよ♪



まさに絵本から飛び出してきたようなたたずまいのお店。
店内は白い壁と木の質感のバランスがいいですね。





お話をうかがったのは、高野真美子(たかのまみこ)さん。
もともとは滋賀県のご出身で、縁あって湯河原にいらしたそう。
もうお店を開いて6年くらいになるそうです。

この日も真鶴から買いにきた男性のお客さん。
「お客様が来るので」とケーキを3個お買い上げ。
また、イヌを連れた奥様もケーキをお土産にお買い上げ。
ホント、地元の方に愛されているお店なんだな~と思いました。







ショーケースには10種類ほどのケーキ類が並んでいました。
数あるおすすめのなかからジュン×2はイチゴのタルトをいただきましたよ。
フレッシュなイチゴとカスタードクリーム、クッキー生地のハーモニーが最高!
女性らしい、宝石のような美しいカタチにも感嘆してしまいました。







壁に目を転じると、10種類くらいの焼き菓子がありましたよ。
こちらは100円台から!
そういえばホワイトデーですからね、こんなお返しはいかがでしょうか?
お値打ち価格でオシャレなお返し、喜ばれること間違いなしですね!

konairo
湯河原町土肥5-17-1 桜木公園ハイツ1F
0465-63-8088
午前10:00~午後7:00 (日曜・月曜定休)

2018年3月1日(木) 木村屋製パン所

むか~しから、真鶴のパン屋さんといえばココ!
木村屋製パン所さんに行ってきましたよ♪



お話をうかがったのは青木りえさん。
もともとは小田原のご出身で、ご実家はさまざまな商売をしていたそう。
そこを見初められ、真鶴の家に嫁ぐことになったんだとか。





そして、パンを作って50年以上!
「ドラマになるくらいいろいろなことがあったよ」という言葉のとおり、
ココに書けることから書けないことまで、紆余曲折がありました。

以前は真鶴町内の学校にパンを卸していたこともあり、
「木村屋のパンでオレは大きくなったんだ」と里帰りしてきてくれる
人たちも数多くいるそうです。パン屋さん冥利に尽きる瞬間ですね!

今は小売りのみとなりましたが、それでも20種類くらいのパンを製造!
青木さんは探究心の塊のような方で、いまでもあれこれ新メニューを考案中!





今回はゴマとパルメザンチーズを合わせたパンを作ったそうです。
そのモチベーションの高さにはとにかく驚かされます。

できたてのカレーパンもいただきましたよ~。
記事はカリカリサクサクで、カレーは辛すぎず甘すぎず。
どの世代でも、みんなが食べたいカレーパン!
トラックのドライバーさんなんかは、揚げたてを待って買っていくそうですよ。





どれも100円台からで良心的なお値段なのに、
「子供たちが来るとすぐにあげちゃうの」ですって(笑)。
青木さんのお人柄が伝わってきますね。



こちらは青木さんの“嫁入り道具”と語るオーブンです。
嫁いで来る前に勤めていた会社の退職金で買ったそう。



こちらは餅つき機。パンの替わりに団子・赤飯なども作っているそうです。
葬儀が急に入ると、急いで作るということでいやはや…頭が下がります。



そして、この木村製パン所さんはなんと年中無休!!!!
「正月はみんなが浜に下りてくるから店をあけておいてあげたいし、
 ヘタに閉めていると『体調が悪いんじゃないか』って心配される」のだそうです(笑)。

パン屋の域を超え、町のみなが集う場所。
今もなお確実に進化し続けるステキな空間がありました。

木村製パン所
真鶴町真鶴965-4
0465-68-1002
午前7:00頃~午後5:00頃 (年中無休!!!!)