みえラジ796 (2023年9月)
2023年9月28日(木) ハレのヒ
熱海市渚町18-10、渚親水公園の正面にあるハレのヒさんに行ってきましたよ♪
(右)纐纈弥生(こうけつやよい)さん、(左)山田美幸(やまだみゆき)さんが出迎えてくれました。
ハレのヒさんは創作和食のお店。
特に、豚汁が絶品なんだとか。
開業したのは今年の5月1日。
熱海での初めての夏を走り切りました。
もともと自分の店を持ちたいと考えていた二人。
纐纈さんが山田さんの豚汁のおいしさにほれ込み、
二人で開業することになったのでした。
白を基調とした明るい店内。
今日は「晴れの日」だったので、大きな窓から光が差し込んでいました。
料理のウリは、出来立てを提供していること。
例えば、フライは注文が入ってから卵やパン粉をつけて揚げるといいます。
付け合わせにいたるまで手作りにこだわっていることもポイント。
まさに、プロが作るお母さんの味です。
中継中も山田さんはせっせと料理の仕込みをしていました。
さまざまなメニューの基本となるのが豚汁定食です。
一口いただいてみると…目を閉じてじっくり味わいたくなるほどの美味でした。
具材もたっぷり、豚のほどよい脂加減もあって、満足度も◎です。
白いご飯がこれほどおいしく感じるとは…。
ハレのヒさんは夜も営業。
山田さんの作る一品料理は早くも大人気です。
ご飯もいいけど、お酒にもいいですね。
30日(土)は熱海海上花火大会が開催されます。
実は、このハレのヒさんの席は特等席!
心のこもった料理とおもてなしを楽しみつつ、花火も味わえる。
ハレのヒさんの今後にも期待です!
ハレのヒ
熱海市渚町18-10
050-8887-5351
正午~午後4:00/午後6:00~午後10:00
火曜定休(不定休はInstagramなどを参照)
2023年9月27日(水) ふわはぁとMARKET
10月1日(日)、4年ぶりにふわはぁとMARKETが開催されるということで、
代表の高杉雅紀子さんにお話をうかがってきましたよ♪
ふわはぁとは湯河原町を拠点とした地域支援団体。
2013年に活動を始めていますので、今年で10周年!
ふわはぁとMARKETもちょうど10回目。
第1回は旧観光会館の部屋で開催されたとのことでしたので、
時間の流れとともに規模が大きくなっているのがわかります。
今回の出店ブース数は38。
ステージ、ワークショップ、キッチンカー、ハンドメイドの雑貨などなど。
さらに、湯河原町との共催ということで、保健センターも出張出店。
のぞいてみてもいいかもしれません。
オリジナル企画としては、「ハイハイ・よちよちレース」「謎解きゲーム」「じゃんけん大会」など。
高杉さんいわく、みんなが自主的にさまざまな企画を考えてくれるとのことです。
子供から年配者までみんなが楽しめるふわはぁとMARKET。
一日じゃまわりきれないかも!?
ふわはぁとMARKET
10月1日(日)午前10:00~午後3:00
湯河原町民体育館
2023年9月21日(木) Trimming Salon_FELUTE
湯河原町土肥2丁目に新しくできたTrimming Salon_FELUTEさんに行ってきましたよ♪
トリミングサロン、つまり犬の美容室です。
お話をうかがったのは、オーナートリマーの北澤智秀(きたざわともひで)さん。
もともと動物病院のトリミングサロンに勤務していた北澤さんは、
湯河原に帰郷後、今年の8月4日にTrimming Salon_FELUTEを開業しました。
ちなみに、「フェルーテ」は造語。
「妖精がもっと輝いてかわいくなるように」という意味が込められています。
開業して約1ヶ月半、徐々にお客さんが増えています。
「一生のお付き合い」を念頭に、ほかのトリミングサロンよりもじっくりと時間をかけ、
犬がサロンをイヤにならないように、コミュニケーションを取りながら施術します。
一頭に2時間半以上かけることもあるんだとか。
また、シニア犬や障害を持った犬も受け入れています。
動物病院での経験がこういったところで活きてきます。
メニューについて。
基本的なケアはもちろん、肉球クリームに泥や泡のパック、
ハーブを使ったシャンプーなどのオプションメニューも取りそろえています。
…僕がお願いしたいくらい、贅沢なメニューです。
↑↓のようなコーナーもあり、施術後のペットの写真を撮ることも可能です。
ちなみに、もともとこの建物は…?実は、北澤医院。
智秀さんのお父様が耳鼻科を経営していたところです。
お父様亡き後、空き家になっていたこの建物を、
息子さんがトリミングサロンという形で復活させたのでした。
併設されているカフェは智秀さんのお母様が切り盛りしています。
もともとお母様も北澤医院で受付をしていましたので、
そのころからの顔なじみの方もいらっしゃるそうです。
トリミングがおこなわれている時間、こちらでのんびりするのも◎です。
犬との心の通じ合い、世代のつながり、近所の人たちとの交わり、
Trimming Salon_FELUTEさんが新たな歴史を作り始めました。
Trimming Salon_FELUTE
湯河原町土肥2-7-13(P4台)
0465-20-5519
午前10:00~午後6:00(月・火・第3木定休)
2023年9月20日(水) 真鶴ヨガ教室
真鶴町岩、県道740号のすぐ近くにできた真鶴ヨガ教室さんに行ってきましたよ♪
先生の長谷川はるかさんが、ステキな笑顔とともに出迎えてくれました。
長谷川さんはイタリア在住のときにヨガと出会いました。
運動神経が良くなくても、他人と比較することなく楽しめるところに魅力を感じたといいます。
帰国後は都内のヨガスクールで講師を務めていました。
しかし、大人数の教室で指導が行き届かないところや、流れる時間の速さに疑問を抱くようになります。
そんな折、パートナーさんとともに海の見える場所を探し始め、真鶴に移住。
今年、4月22日に真鶴ヨガ教室を開業しました。
ということで、約11畳の教室には4~5人の生徒さん。
たしかに、これならひとりひとりに合った指導ができます。
真鶴ヨガ教室さんの考え方のもととなっているのは、中井まゆみ先生の筋調整ヨガ。
カッコイイポーズを無理して取るのではなく、筋肉の特徴をとらえて自分が快適と感じるポーズを取ります。
クラス分けも無く、それぞれのペースでヨガをおこないます。
これも、目が行き届く少人数制ならではの利点です。
眼下にはステキなお庭と相模湾。
季節の変わり目で心身が疲れている人。
家事や仕事で疲れている人。
熱海富士の応援で興奮しすぎている人。
自分と向き合い、ほっとできる真鶴ヨガ教室はいかがでしょうか?
真鶴ヨガ教室
真鶴町岩768-15
2023年9月14日(木) 熱海青葉舎
黒色の床に灰色の壁、白色のカウンターが映えます。
お話をうかがったのは、スタッフの渡邉彩菜(わたなべあやな)さん。
熱海青葉舎さんは熱海初の抹茶スタンドとして開業。
海まで徒歩1分ということで、商品を購入して海へ行く人で初めての夏はにぎわったそうです。
抹茶のこだわりは、質の高い一番茶を使用していること。
さらに、宇治と富士の抹茶を混ぜ合わせていることも見逃せません。
開業前には先生を招き、特訓を重ねました。
ですから、所作が美しい。
目の前でお茶を立てる様子を動画に撮っているお客さんもいました。
今回、僕がいただいたのは塩抹茶ラテ。
上に乗っているのは塩味のきいたマスカルポーネチーズ。
ちょっと甘さも足していただきました。
鼻に抜ける抹茶の風味は淹れたての証し。
マスカルポーネの塩味とよく合っていて驚きです。
まだまだ暑い日が続いていますので、体にしみわたっていきます。
今回、お話をうかがったお客さんはInstagram経由での来店率が100%!
誰かがupしたオシャレな投稿が、別のお客さんを惹きつける。
そこにたしかな品質があるから、さらに口コミが広がる。
熱海青葉舎さんの大人気の秘密がわかりました。
熱海青葉舎
熱海市渚町20-1
午前10:00~午後5:00(不定休)
2023年9月13日(水) ベリーズファクトリー
実は、熱海・湯河原の縁の下の力持ち、
合同会社ベリーズファクトリーさんに行ってきましたよ♪
お話をうかがったのは、代表の三廻部まゆみさん。
単刀直入に質問「ベリーズファクトリーって何の会社ですか?」
「Webや販促物(冊子など)を制作している会社です」。
2012年、三廻部さんは個人事業としてフリーペーパーの制作を始めました。
そして、2015年に法人となり、現在に至っています。
現在のworksは…
例えば、ライフ熱都さんのウェブサイト。
ライフ熱都さんといえばさまざまな企画をおこなっていることで有名ですが、
そういった情報をしっかり届けることに一役買っているのがベリーズファクトリーさんなんです。
さらに、ジーバーズの音楽イベントのクラウドファンディングもお手伝い中。
地域のみなさんの強い味方といったところでしょうか。
写真にあるさまざまな冊子。
見たことがある、持っている、という方もいらっしゃると思います。
こちらもすべてベリーズファクトリーさんの制作。
カフェ、ラーメン、パン…
湯河原町の個性豊かな店舗が一冊におさまっていてとっても便利!
実は、ジュン×2もすべて一冊ずつ持ち歩いています。
三廻部さんが大切にしていること。
それは「お客さんとしての目線を持つこと」。
たしかに、利用するのはみんな“お客さん”ですからね。
Webをもっと手軽に、情報をもっと身近に。
ベリーズファクトリーさんのご紹介でした。
2023年9月7日(木) ハの字
米粉料理のお店、ハの字さんに行ってきましたよ♪
湯河原町中央、門川バス停のすぐ近くにお店はあります。
店内の様子はこんな感じ。4人席が3セット。
8月22日に開店したばかりということで、お祝いのお花も並んでいます。
お話をうかがったのは、堀江謙吾(ほりえけんご)さん。
「自分がハの字まゆげだから」と店名の理由をニコニコ話してくれつつ、出迎えてくれました。
東京の多摩地域出身の堀江さんは、お子さんが小学校にあがるのを機に移住を決断。
数ある街の中から、湯河原を選んでくれました。
もともと飲食関係の仕事をしていて、そちらでも米粉パンなどを作っていたそう。
小麦アレルギーの人の選択の幅が広がり、うれしそうに同じ食卓を囲む様子を見て、
湯河原でも米粉料理のお店を始めることにしました。
昼のメインは米粉のタコス。
タコスと聞いていたので、てっきりすでに巻いたものが出てくるのかと思いきや…まるでプレートです!
定番のタンドリーチキンやグリル野菜のフムス、フィッシュ、カルニータスなどある中で、
堀江さんがオススメしてくれたのが、ひき肉納豆とオムレツのタコス!1408円(税込)。
納豆とタコス…と戸惑っていたら、「米に納豆、絶対に合います!」と。なるほど!
タコスは生地が薄いにもかかわらずモチモチで、ひき肉納豆を包んで食べれば最高!
そのほかにも、ひよこ豆のペーストやサルサ、米粉で揚げたポテトフライなどがつきますので、
いろいろな味を同時に楽しめるのも◎です。
タコスはお酒のおつまみとしてもいいですね。
夜は刺身なども出すとのことで、すでにボトルキープがチラホラと…。
「今後は湯河原のイベントにも積極的に関わっていきたい」と意気込む堀江さん。
ハの字、これからが楽しみな一軒です。
ハの字
湯河原町中央1-1632-13-3号室 (P2台)
0465-20-4434
午前11:00~午後3:00/午後5:00~午後10:00 (水曜定休)
2023年9月6日(水) シリーズ「伊豆山の現場から」
2023年9月1日、熱海市伊豆山・土石流災害現場の警戒区域が解除されました。
これにより、避難生活を余儀なくされていた方々の帰還が可能となりました。
それから5日。
社会福祉協議会の高橋茂樹サテライトセンター長に現状をうかがいました。
警戒区域が解除されたことにより、立ち入りが可能となって人の行き来が増えました。
ただ、現場に「入る」のと「住む」のとは別だといいます。
2年2ヶ月にわたって時間が止まっていた地域です。
ライフラインの再契約が必要だったり、水道水が濁っていたり、
これまでは「修理」で済んでいた部分に「交換」や「工事」が必要だったり。
逢初川周辺の工事も現在進行形です。
今日も暑い中、関係者が黙々と作業にあたっていました。
今年の夏の酷暑を思うと、本当に頭が下がる思いです。
工事を進めるための迂回路が整備され、警備の方が立っているのがわかります。
つまり、工事のための工事。
こうした地道な作業がこの瞬間も続いています。
まだまだ帰還者が少ないということもあって防犯面も心配です。
そこで、警備の方が2ヶ所で24時間体制で現場を見張ってくださっています。
センサーライトや防犯カメラも大幅に増やしたそうです。
熱海市の危機管理課や熱海警察署も巡回・確認に訪れ、
生活に一番必要な安心・安全を支えてくださっていました。
9月1日の一報を聞いたとき、「ゴール」と思った方もいたかもしれません。
しかし、今日お話をうかがって思ったのは「スタート」であるということ。
まだそのスタートラインに立つことすらできない人がいるということ。
適切な距離というものを鑑みながら、地域のコミュニティラジオ局として、
伊豆山の現場からの中継を続けていきたいと思います。