みえラジ796 (2023年11月)

2023年11月30日(木) 熱海梅園もみじまつり

2023年11月30日(木)の熱海梅園の色づき具合はこんな感じでした♪








2023年11月29日(水) 池峯周辺

湯河原町宮上の池峯周辺に行ってきましたよ♪
今年の紅葉は↓のような感じでした。

湯河原パークウェイ手前、うおしづさん周辺の紅葉です。









これよりも下、お茶室付近や奥湯河原バス停付近、不動滝付近はほとんど色づきが見られず…。
時期が早かったのか…でもすでに落葉しているものもあり。といった感じでした。

2023年11月23日(祝木) 素陶美

湯河原・真鶴アート散歩をめぐる旅。
2023年最後は、No.16素陶美(ストービー)さんに行ってきましたよ♪

真鶴町真鶴にあるブルーツリープラザ。
ここでは、4つの“店舗”がひとつの場所をわけあって使っています。



お話をうかがったのは、代表のストービー百代(ももよ)さん。
まず、気になる店舗の名前について。
素陶美はあて字で、ご自身の苗字であるストービーから取っているんだとか。
カナダ人の男性と結婚して苗字がストービーになり、それをそのまま屋号にしたのでした。



百代さんがアート散歩で取り組んでいる題材は、
「時代を超えた布のSDGsファッションとお正月飾り」。

数年前、百代さんは昭和の布などを使って洋服を作り始めました。
いわゆる、リメイク・アップサイクルなどと呼ばれるものです。

でも、布といっても、手ぬぐいやのぼり旗など、一見すると洋服には使わないものばかり。
そうしたものを着ていると「どこで売っているの?」「作ってくれない?」などと、話しかけられるようになりました。
そんな百代さんを見た家族が後押しし、事業として取り組むように。



すると、品質や考え方に共感した方からの引き合いが殺到します。
アメリカ、ヨーロッパ、アジア…各国からの注文が次々と。
得意の英語も活かしながら、販路を広げています。

とはいうものの、素材となっているのは昭和の布。
仕入れるにしても限界があります。
そこで、百代さんはリスナーのみなさんに呼びかけました。
「もし、タンスに眠っている昭和の布があったら、買い取らせてください」と。
少し汚れていた李、企業や店舗のロゴが入っていたりするものほどおもしろいのだそう。
穴をふさいだり、染め直したり…。

まもなく12月。大掃除の季節です。
タンスの肥やしになっている昭和の布はありませんか?
もしお持ちでしたら、ぜひ百代さんまで。
あなたの布が、世界に羽ばたくかも。

素陶美
真鶴町真鶴451-2 ブルーツリープラザ内
080-2012-1486

2023年11月22日(水) 渚の縁日

熱海市内に起こった新しい動き、渚の縁日の取材をしてきましたよ♪

お話をうかがったのは、池田康太さん。
静岡大学の3年生で、Machimoriさんでインターンシップをおこなっています。

現在、熱海市街地は大人気の場所となっています。
それゆえ、資本の小さな方々には挑戦しづらい場所になっているともいえます。
それならば、まずは小さなマルシェから始めてもらおうというのがこの企画。
これをきっかけにして、渚町で新しい事業が生まれることを目標としています。

新しい企画ということで、近隣の方の協力が不可欠。
池田さんたちは広報を兼ねてあちこちをまわりました。
みなさん協力的で、次々に新しい企画が生まれていったといいます。

渚の縁日の出店予定数は13。
アーティストやクラフト作家が多く、夜にはDJイベントも予定されています。

事業者の小さな一歩を応援する渚の縁日。
そんな小さな一歩を応援するのは私たちです。
ぜひお出かけください。

渚の縁日
11月25日(土)午後3:00~午後8:00
熱海市渚町 なぎさ中通り

2023年11月16日(木) 第8回ゆがわら・まなづるにこにこフードシェア

第8回ゆがわら・まなづるにこにこフードシェアについてお話を聞いてきましたよ♪
今回の担当は豊田(とよだ)ひとしさんでした。



この企画は、各家庭などで余っている食材を集めて必要な方にお裾分けするもの。
地域の生活クラブ組合員有志が中心となって「ゆがわらおたすけ隊」を結成。
彼らが中心となって活動しているものです。

第1回は2021年12月。
レトルト食品、インスタント食品、米、餅、菓子などが喜ばれるそう。
第8回となる今回は、11月24日(金)まで食材を集めています。
欲しい人はwebからの事前申し込みをお願いします。



今回の中継で驚いたのは、「顔の見えるフードシェア」という点。
集まった食材をただわけるのではなく、
家庭の事情やライフスタイルに応じてカスタマイズしているのです。

豊田さんの「食材とともに気持ちもお裾分けしている」という言葉が印象的でした。

第8回ゆがわら・まなづるにこにこフードシェア
おたすけ隊事務局(はたらっく・ゆがわら内)
湯河原町宮下46-2
0465-20-3127
午前10:00~午後5:00(平日)

2023年11月15日(水) 小椋家具工房

湯河原・真鶴アート散歩をめぐる旅。
今回は38番の小椋家具工房さんに行ってきましたよ♪



こちらは、木工ギャラリー椋~工房で制作した木工品の展示~。
お話をうかがったのは、小椋みどりさんです。

小椋さんのご主人が木工を始めたのは約40年前のこと。
その後、1990年代の終わりころに現在の地に居を移しました。
湯河原・真鶴アート散歩に参加するのは8回目ということで、まさに最古参です。



最近の制作は注文品が中心。
↓は過去帳を入れるための箱。



↓の縦長の箱は新聞入れ。施設の方からの注文だそう。
バラをあしらってほしいという依頼にこたえたものです。



染色工房たかださんからは、布の上下を挟む木枠部分の注文がありました。



40年を超える実績と、8回目となるアート散歩への出展。
それが交わって新たな作品が生まれていく。
マリさんも言っていましたが、この点が最大の魅力かもしれません。



木のおもしろさとは、手を加える前後の表情の違い、年月を経た表情の違い。
だから華美な装飾はせず、木の本来の姿を大切にしていると小椋さんはいいます。

歴史を紡いで輝きを増す。
木工作品も小椋夫妻も。

小倉家具工房
湯河原町吉浜1990-49
0465-64-1362
午後1:00~午後4:00 (木曜定休)

2023年11月9日(木) Mosaic R

湯河原・真鶴アート散歩をめぐる旅。
今回は19番のMosaic Rさんに行ってきましたよ♪



階段をのぼっていくと、モザイクアートが出迎えてくれます。



お話をうかがったのは、矢口利香(やぐちりか)さん。

矢口さんがモザイクアートに出会ったのは約20年前のこと。
イタリアでたまたま立ち寄った教会で見た光景に衝撃を受けたといいます。

それから約10年後、子育てが一段落した矢口さんは一念発起してモザイクアートを勉強し始めました。
上達して作品が増えていくと、ワークショップのお誘いなどが増え、
ついに去年から湯河原・真鶴アート散歩に出展するまでになったのでした。



例えば、↑のまるい作品はヨーロッパの街並みを模しています。
たくさんのカラフルな家が放射状に並んでいる作品です。
とても細かい作業が要求されますが、矢口さんはそれがおもしろくて、
数日間没頭してしまうこともあるんだとか。



矢口さんのオススメは↓のワークショップ(1500円)。



大枠となる木枠があり、それに飾りつけを施していくというものです。
コースターやミニリースのようなものができあがります。
飾りつけと一言で言っても、美濃焼タイル、ガラス、天然石…
どれをどのように配置していくか、考えるだけでもワクワクしてきます。



今回の中継にご出演いただいた方の作品です。
その方の趣味は刺繍。
それを飾っているのがMosaic RさんのWS作品ということです。
それぞれに風合いが違っておもしろいですね。



芸術の秋、モザイクアーティストデビューしてみませんか?

Mosaic R
真鶴町真鶴445-19
080-6709-7334
午前10:00~午後4:00
開店日:木・金・土・日
(17日~19日・30日休)
駐車場なし

2023年11月8日(水) 走り湯カフェ

10月3日に開店したばかり。
熱海市伊豆山の走り湯カフェさんに行ってきましたよ♪

場所は伊豆山港の入口。
白いコンテナハウスが目印です。



店内の様子はこんな感じ。
約5.7m×約2.5mの規格のコンテナハウスの中は木の雰囲気がオシャレです。



お話をうかがったのは、飯塚広海(いいづかひろみ)さん。
長年、ダイビングインストラクターとして活動している方です。
伊豆山との付き合いはもう40年。
伊豆山の海はやさしくて、季節ごとに魚などに変化があるところが魅力だといいます。



ダイビングや走り湯に来た方々がひと休みできる場所になればと走り湯カフェを作りました。
もちろん、土石流災害もその決断に大きな影響を及ぼしました。
現在も復旧・復興作業は続いており、現場の方々の憩いの場所にもなっています。



各種ドリンク類はもちろん、現場で働く方にはうれしい(?)“定食”も豊富。
伊豆牛の焼肉丼、カマスフライ定食、しらす丼、刺身定食…

開店から1ヶ月で早くも伊豆山にすっかりなじんでいる走り湯カフェさん。
今後の活動にも注目していきたいと思います。

走り湯カフェ
熱海市伊豆山216
午前11:00~日没(不定休)

2023年11月2日(木) tomboo 石井友子さん

熱海でうわさの竹細工職人・石井友子(いしいともこ)さんに会いにいってきましたよ♪
待ち合わせ場所は網代の長谷観音でした。



石井さんが竹細工に興味を持ったのは約3年前。
竹の持つ強さとしなやかさにほれ込み、竹細工職人の道を志しました。



大分県の先生のもとで修業したりアートを学んだりして、現在は熱海市で活動中。
tomboo(トンボ)というブランドを立ち上げ、活動の幅をさらに広げています。
ちなみに、tombooはtom(友子)のbamboo(竹)というダジャレとのことです。



そんな折、出会ったのが網代にある長谷観音の竹林。
竹を活かす、活かすための敷居を下げる、そのためにはどうしたらいいか?
石井さんの模索が始まりました。



ひとつの答えとして企画したのが↓イベントです。



竹あかりで縁をつなぎ、竹あかりで網代の街を照らそうというものです。
すると、地域の方々や日本大学の学生たちが次々に協力を名乗り出ました。
独りではとても手に負えない竹林でも、みんなの力を合わせれば何かができそう。
その何かが↓の内容です。



竹あかりスポット設置&点灯式、ひものスタンプラリー、
竹食器の飲食ブース、竹で遊べるキッズコーナー、そして、石井さんのライブパフォーマンス。
竹という枠を超えて、網代の街全体が今まさに照らされようとしています。
ぜひ、お出かけください。

第1回竹あかりの縁
11月11日(土)午後3:00~午後8:00
網代漁港・ひもの銀座

2023年11月1日(水) さがみ信用金庫 湯河原支店

第9回 湯河原・真鶴アート散歩をめぐる旅。
初日はさがみ信用金庫 湯河原支店さんに行ってきましたよ♪
…そうです。みなさんが知っているさがみ信用金庫 湯河原支店さんです。



たしかに、入口にはアート散歩開催中の告知が掲載されています。



お話をうかがったのは、係長の富田翔(とみたしょう)さん。
普通に営業しているロビーで生中継させていただきました。

信用金庫がアート散歩に出展とは…?
富田さんは信用金庫に勤めながら湯河原町商工会青年部での活動もしています。
もっともっと湯河原の力になりたい、盛り上げたい、そういった思いにあふれています。
その一方で、信用金庫といえばおカタイイメージがつきもの。
それを打破するためにも、今回は思い切ってアート散歩に参加しました。

今回の出展は「町のちいさな芸術家 おにわ保育園 園児作品展」。
若い世代に親しんでもらおうということで、裏手にあるおにわ保育園に作品を依頼しました。



注目の作品は1.5m×1.0mの貼り絵が2つ。
「まくやまのこうよう」と「おくゆがわらのもみじ」です。
0歳から5歳までの園児がそれぞれにできることを担当しました。
手形を押す、色を塗る、折り紙を折るなどなど。
みんなの力をひとつに合わせた傑作です。

平日の午前9:00~午後3:00であれば、誰でも入店して見ることができます。
お気軽にお立ち寄りください!

さがみ信用金庫 湯河原支店
湯河原町城堀57-1
午前9:00~午後3:00(土日祝定休)